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「大手百貨店内に “保税蔵置場”! 名古屋のど真ん中 全国2例目」 - 行政書士事務所 TOKIIRO Works
2023-11-01

「大手百貨店内に “保税蔵置場”! 名古屋のど真ん中 全国2例目」

こんにちは。行政書士事務所TOKIIRO Worksの鬼頭です。

先日、各社で報じられた以下のニュースを皆さんはご存じでしょうか?


・日本経済新聞
「松坂屋名古屋店に保税蔵置場 中部の百貨店で初」

・メ~テレ
「超高額の宝石も販売可に 通関手続き前の貨物を保管・展示、デパートの売り上げアップ作戦」

・CBC news
「“保税蔵置場”の許可証が百貨店に 超高額な輸入品を「外国貨物」状態で展示 売れたら消費税が発生」



「保税」?

「保税」という言葉自体、日常ではあまり聞くことのない言葉であり、あまりピンとこない方もおられるかと思いますが、
日々、貿易関係のお仕事をしている私にとっては、非常にワクワクするニュース★

「保税蔵置場」とは、ひとことで表現するのであれば、
“海外から日本に到着した外国貨物を、関税等を納付しないまま、保管等ができる場所”。

ニュースサイトにあるように、海外の貴重な宝飾品やアート作品などを、関税等を払わずに日本国内に入れられるー。
そして、消費者目線では、そのような貴重な品々にお目にかかれるチャンスが広がるわけです。

「保税制度」については税関サイトを参照いただくとして、
百貨店としては全国2例目、中部地域としては初めて、松坂屋さんが店内に「保税蔵置場」の許可を取得したのです!

許可期間の開始日は本日11/1からとのこと。

愛知県に住む私にとっては、経済をはじめ、そこから派生して文化やアートなど様々な分野の活性化にもつながるのではと期待せざるを得ません(*^ ^*)!!

「保税」にかかわる許可を取得するには様々な要件もあり、誰もが容易に取得できるものではありませんが、きちんと手続きをして許可を得られたあかつきには、大きなメリットが待っています。

申請窓口は、各地域の税関。
税関サイトには整理された説明資料も公開されているので、関心のある方は一度ご覧になられることをおすすめします♪
また、知識取得と手続きの効率化という面では、行政書士など保税関係の専門家を頼ってみるのも、おすすめです。

手前みそでにはなりますが、当事務所でも、
会社員時代に携わった保税蔵置場の実務経験も基にサポート業務もしております。
保税関係をはじめ、貿易関係を主要業務としている数少ない事務所として、日々業務に邁進しておりますので、お気軽にお問合せください。

「保税地域の概要」(税関サイト)→ https://www.customs.go.jp/hozei/

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